今年に入ってから、Amazonよりもヤフオクでの販売にシフトしているビズ男です。
Amazon出品は、送料無料の廃止から送料を自ら負担しなくてはならない出品者が急増し、なかなか大変そうですが、私の場合はあいかわらず小口出品で気ままにやっているので、とくに影響は出ていませんが、以前よりも売り上げが落ち込んでいます。
Amazonのほうは競争が激化している上に、利益も薄くなっている感じで、小口出品者にはできることはほとんどありません。
細々かつ淡々と長期的に稼ぐだけです。
一方、ヤフオクのほうは手数料の割高感が半端ないですが、出品者が減少しているのか、BOOKOFFのような大型店が扱っている書籍などをのぞけば、出品されている商品点数も少なくなり、その分、少々値付けを高くしても落札される割合が高くなった気がします。
また、それ以外に、出品の際にさまざまな工夫をしていることが功を奏しているのではないか、ということも実感としてあったので、それらについて書いていきたいと思います。
ヤフオク出品でこんな工夫をすると落札率が上がる!!
ヤフオクの出品に関して、ビズ男が行っているさまざまな工夫などについては以下のページを参考にしてください。
ヤフオクわたくしビズ男がこれまで積み重ねてきたYahoo!オークションに関する記事の一覧です。
とりあえず、上記のページを読んでもらった上で、さらにわたくしビズ男は以下のような工夫をしています。出品の工夫は常に行っており、思いついた方法は随時試して、不定期にでも報告できればと思っています。
(1)商品に質問をしてくるユーザーは、まず9割方入札してこないので無視をする。
これまで、商品に関しての質問をいろいろと受けた経験があり、その都度、丁寧に答えていました。そして、その質問者が入札する割合を調べていった結果、入札をしてきたのはたったの9.5%だったのです。
そして質問内容のうち、6割は商品説明欄に書かれている商品状態を聞いてくるもので、商品説明欄をきちんと読めばわかるはずなのに、わざわざ質問をしてくるのです。
説明欄に書いてあることをわざわざ聞いてくる人はおそらく相当神経質な人か、もしくはわざと質問に答えさせて、その質問の答えになかった粗を探してあとでクレームをつけてきて、返金対応をさせ、あわよくば返金させた上に商品をタダでかすめ取ろうと考えている人かもしれません。(返金処理になると返金のための振込手数料や商品を送り返してもらうために着払い送料などが発生するので、返金だけして商品返品はしなくてもいいと言ってしまう出品者がいる、という被害報告が過去に何例もありました。)
また、同業者が同じような商品を出品する際の妨害として、やたらに粗探し的な質問を浴びせて、入札者の入札意欲を削ぐためにやる場合もあります。
ということで、質問への回答は、労力ばかりがかかり結果に結びつかないので、現時点では無視するのが一番です。
(2)ウォッチリストへの登録を回避させる
昔は、ウォッチリストの登録者数が多いと、多数の入札があることが期待できましたが、現在では、ウォッチリストが100以上あったとしても入札されないことがよくあり、ウォッチリストの数字はまったくあてにならなくなりました。
私は出品の傍ら、落札のほうでもヤフオクをけっこう利用しているので、落札者の気持ちになってウォッチリストを登録する心理について考えたことがありますが、ウォッチリストに登録する人は、その商品が今よりも安くなることを期待している人ばかりだということに気づきました。
オークションの世界でよく言われる、「乞食ユーザー」が相対的に増えたということです。
せっかくの良い商品も乞食ユーザーによるウォッチリストの罠にはまってしまうと、売れないのではないかと不安になり、ついつい想定以上に価格を下げて出品しがちになってしまいます。
そのような乞食ユーザーによるウォッチリストの登録を回避するための方法として、「この商品は再出品しても値段は下げないよー!」とあらかじめ宣言する方法があります。
この効果は抜群で、見違えるほどウォッチリストへの登録者数が減ります。
乞食ユーザーを退去させ、物の価値がわかる優良ユーザーだけを引き込むようにしましょう。
この状態であっても、ウォッチリスト数が加算されている場合、売りさばける確率が高いということがわかります。
(3)うそ臭い説明文は書かないようにする
出品商品の説明でいかにも・・・っていう感じのものって結構ありますよね。
「使わなくなり押し入れにしまっておいたものが出て来た」と書かれているipadやiphoneなどの家電系商品に多いんですよ。そして、押し入れにしまっておいただけなのに分解痕があったり。
ほかにも、「直前まで使っていました。」と書かれているのに「ACアダプタがないので、動作確認できません」とか、笑っちゃいます。
最近の落札者は賢いので、出品者の過去の評価などをきちんと調べた上で入札する人のほうが多いはず。
なので、ちょっと調べればわかるような矛盾やウソを書くのはやめるようにしましょう。
(4)綺麗すぎるカタログのような写真よりも、使用感がわかる写真を使う
以前、私は商品出品の際に、きれいなカタログのような写真を使って商品を出品していました。たとえば、↓こんな感じ。
Amazonやブックオフなどの大手のオンラインショップでは、こんな感じの写真を使っていますが、これは大手である程度品質が確保されているだろうという消費者感情があるため成立します。
ですが一個人が出品する場合、このような写真だと商品の状態がわからないため、入札する側は敬遠してしまいます。
なので、商品写真はカタログのようなものではなく、使用感がわかるようなものを使うようにしましょう。これは、私が実際にカタログ風写真と使用感がわかる写真の両方を使って実際に売ってみた結果からわかったことです。
(5)安く売ったら負け。強気の値段設定をする!!
オークションでは、出品時の価格が安いほうが入札率が高くなります。ですが、最近の入札者は自分が本当に必要と思ったものにしか興味を示さないため、「入札者を増やそうとして1円出品したはいいけれど、結局そのまま1円で落札されてしまった」という事例が相次いでいます。
いくら価値があっても、あまり大衆受けしないものについては、出品価格を下げても効果は期待できないので、こういった商品については長期間をかけて売るつもりで高めの価格設定で出品すべきです。
どうせそう簡単には売れない環境になってきているのですから、少し高いんじゃない?と思うくらいの値段設定で出品し、少し出品点数を多くすることで1ケ月の売上幅を安定させるようにするのがベストです。
以上が「ヤフオクでより確実に出品商品を売りさばく5つの方法!!」です。ほかにも、さまざまな売りさばきの手法がありますが、それはまたの機会に紹介したいと思います。