昔から、ネットで小遣い稼ぎをする=「だれでも簡単にできる」というイメージがあります。
私もネットで小遣い稼ぎを始める前は、簡単にできるという思っていました。
でも、実際にはじめて見ると「めっちゃ、難しいやん!」と途中で投げ出したくなったものです。
アフィリエイト広告を貼りつけるにしても、土台となるWebページやブログを構築するまでにものすごい労力だし、Amazon出品やオークション出品にしても、利用登録して出品商品を登録して…、と1円にもならない作業をかなりの時間を割いて行わなければなりません。
そうやっていろいろと苦労を重ねて、最初に私が収入を得たのが「Amazonアソシエイト」からでした。
Amazonアソシエイトはブログやホームページの内容を充実させる!
ホームページやブログを作っただけでは、まったく稼ぎになりませんが、記事の中にAmazonアソシエイトの商品情報を貼りつけるだけで、見栄えのするページになります。
私が管理しているとあるブログでは、教材を紹介していますが、その教材情報の写真をAmazonアソシエイトの商品情報で代用しています。
Amazonアソシエイトを設置するとこんなに売上が!!
設置し始めて最初の頃は、まったく収入になりませんでしたが、定期的に商品紹介をするようになってから、コンテンツも徐々に充実していき、いまでは毎月必ずAmazonアソシエイトからの収入が入ってくるようになりました。
以下は、Amazonアソシエイトの2016年3月1日 – 2016年4月7日
までの売上です。約1ヶ月分ということですね。
1商品あたりの紹介料はものすごく安く、350,000円売上て10,000円くらいの収入になります。
でも、ブログやホームページを放置しているだけでこれだけの利益が入ってくるのだったら、これほど楽なものはありません。
どうやって稼げるホームページやブログを育てるのか
実は、先ほどのコンテンツが、ここまで稼げるようになるまでに5年ほどかかっています。
アフィリエイトで稼ごうと思っている人の多くは、とにかく毎日更新して更新頻度を上げることばかり考えていますが、それよりもやはり「内容が充実しているかどうか」のほうが重要です。
その手順を解説していきます。
(1)コンテンツのテーマを決める
まずはあなたが取り扱いたい内容、テーマを決めます。わたくしビズ男は、この時点で以下のことを考慮してコンテンツテーマを決めました。
(ア)多くの人が興味を持っている分野であること
あまり専門性がありすぎるテーマを選んでしまうと、見てくれる人も限定されてしまうため、アフィリエイトには向いていません。
(イ)商品単価の高いものを扱える分野であること
Amazonアソシエイトを貼りつける場合、いくら多くの人が見てくれるといっても、商品単価が安い物を扱ってしまうと全然収入になりません。
私が以前失敗したのは、百均グッズや洗剤などの消耗品でしたが、百均グッズは基本的にAmazonでは販売されておらず、また洗剤などはリアル店舗で買いに行った方が安いので、ページへのアクセスがあっても全然稼ぎになりませんでした。
(ウ)せどり、ネットビジネス、SEO対策以外の分野であること
ここのブログは、せどり、ネットビジネス、SEO対策の内容を書いていますが、はっきり言ってこのサイトのアフィリエイトは全然稼ぎになっていません。
ここと同じくらいの時期に立ち上げたサイトはすでに10倍以上の稼ぎの違いが現れています。
せどり、ネットビジネス、SEO対策などの分野は他の分野よりも多いんじゃないかというくらいたくさんいるので、昔から続けて経験と実績を作っている人達に追いつくのは至難の技です。
(2)複数のコンテンツを運営する
コンテンツは多ければ多いほど、収入となる財布の数が増えるので、絶対に複数運営すべきです。
また、世の中には流行というものがあるので、複数の内容が異なるコンテンツを持っていれば、突然、流行がきて一気にアクセスアップ、売上アップとなる可能性もあります。
複数の財布をつくっておけば、それぞれの収益が小額だったとしても、トータルすると10万円、20万円と積み重なっていきます。
(3)独自ドメイン+WordPressは必須
既存の無料ブログや無料ホームページを使ってコンテンツを運営すると、記事が検索エンジン等に反映されるのは速いのですが、埋もれていくのも速いことがわかります。
また、アフィリエイト禁止だったり、余計な広告が入ってしまう、アクセスが集中すると表示されなくなったりと様々なデメリットがあるので、独自ドメインを取得して運営しましょう。
また、運営に際してWordPressがもっとも情報の追加、更新などが楽で尚且つ、検索エンジンにも反映されやすいので、効率面で考えてもWordPressの利用は必須です。
(4)Google AnalyticsやSerch Consoleのエラーは地道に潰していく
サイトを立ち上げ、Google Analyticsを設置し、Serch Consoleとの連携を済ませたあとは、それらのエラーが不定期にどんどん現れてきます。
エラーを放置しておくとアクセスアップの妨げになるので、めんどうでも1つ1つ確実に潰していきましょう。
(5)記事は不定期でも問題ない
情報商材を販売したい胡散臭い人たちは、いまだに「毎日1記事、とにかく100記事以上を目指せ!」みたいなことを書いていますが、これは全然根拠がないと思います。
実際、私が管理する商用サイトの1つは、5ページしかありませんが、毎日100アクセス前後あります。1ケ月3000アクセスですが、年間を通して、ほぼ更新無しです。
これは記事を更新することが重要なのではなく、記事の内容が重要だということです。
内容の薄い個人日記のようなものを毎日書く労力があるなら、内容の濃いページを時間をかけて1週間に1ページ書いた方がマシです。
(6)FB、Twitter、SNSとの連携は必要ない
なぜかSEO対策の常識として「FB、Twitter、SNSとの連携が必須」という流れになっていますが、これも私からすれば、「そんなことはない」と言いたい。
Googleが検索上位に表示されるための要素の1つとして、そのようなことを言っていますが、あくまでも要素の1つです。
GoogleやFBなどの大手企業が、情報の連携を積極的に行っているのは、世の中に散らばっているあらゆる情報を一元管理したいからにほかありません。
FB、Twitterなどを実際に使ってみるとわかりますが、あらゆる方法で個人情報を取得しようとしてきますよね。(携帯電話番号が必要とか)
私はFBもTwitterも日本で本格的に流行る前にやっていましたが、盛り上がりがピークになって、ユーザーが勝手にいろいろなルールを唱え始めたころから面倒くさくなって退会しました。
なので、私のコンテンツは、FB、Twitterなどとはまったく連携していませんが、それでもアクセスは増えています。
といった感じですが、何か特別なことをやっているわけではなく、不定期でかまわないので、とにかく内容が充実したコンテンツを書き、Google関連のエラーを1つ1つ潰していくことだけやっていればいいのではないでしょうか。