2015年10月にはじめてAmazon出品の小口出品で販売を開始しました。
Amazon出品でせどりをやっている人の多くは、大口出品で毎月4,900円を払って出品していると思いますが、月額固定で発生する費用がリスクとなって途中でやめてしまう方もたくさんいるように思います。
私の場合、小口出品で販売しているので、「毎月4,900円+諸費用以上の利益を出さなければならない」というプレッシャーがなく、1つ1つの出品を大切にし、できるだけ利益が出るようにやっています。
「プレッシャーがない上に、楽しくAmazon出品ができる」というのが、小口出品の最大のメリットですね。
Amazon出品をはじめて1ケ月の売上を公開!!
「大口出品じゃないと売上なんて上がるわけがない」というのが常識みたいになっていますが、私がこの1ケ月間、小口出品で販売を続けて来た結果、小口出品でも売れるんだということがわかりました。
以下が、私のAmazonセラーセントラルの画面です。写真をご覧いただくとわかると思いますが、同じ商品を出品しています。
小口出品のコツは、同じ商品を出品する際に、「1つの商品として複数個の在庫設定をしない」ようにする、つまり「同一商品について、複数個の在庫を持っていても1品ずつ別々に出品する」ことです。
上記の写真は在庫管理の画面で実際に売上高どうかわからないので、以下の画面を見てください。
以下の写真は注文が確定したものの一覧で、注文日が10月分のものについて表示しています。
売れたのは1ケ月に7商品ですが、それぞれの販売価格は6,500円なので、合計すると45,500円になります。
仕入れ原価は、1個あたり500円程度なので合計3,500円と、総売り上げの約30%くらいがAmazonから差し引かれる経費や送料になるので、28,350円が利益という事になります。
どうやって、この商品をみつけることができたのか
Amazon出品をやろうと思って小口出品登録してからすぐに、自分が住んでいる地域や近隣地域の中古ショップや量販店などをいろいろ見て回りました。
セドラーの皆さんは、よく「半額セール品を狙え」とか言いますが、はっきりって田舎では半額セール品の価格がAmazonの出品価格と同じくらいなんです。
しかも、半額セールなんて四半期に1、2回あるかないか。(こんな状況で毎月4,900円以上の利益を確保するのは大変ということもあり小口出品でやっています。)
離島の田舎に住んでいる人が、地域のショップ等から商品を見つけ出して、コンスタントに利益をあげるというのは実質不可能だと思います。
田舎は通常価格がかなり高値で設定されていて、セール時の価格はAmazonなどのネット上の価格を参考に設定されているということを覚えておきましょう。
そんな状況なので、私は店舗仕入れは断念しました。
で、いろいろ探した結果、Amazon以外のネットショップで仕入れるのが一番ということがわかりました。
しばらくはこの商品で利益を出せそうなので、実際にどこのショップでどんな商品を買ったのかということは言えませんが、ヒントを言うと、そのネットショップというのは、卸売り専門のショップだということです。
たまたま自分の仕事の関係で利用していたショップなのですが、Amazon出品をはじめるまでは、こんな利益を出せる商品が存在していたなんて、まったく気づかなかったんです。
人間は「探そう」と真剣に思ったときにはじめて気づく
先ほど話したとおり、「何か売れるものを探そう」という気持ちにならないと、なかなか売れるものというのは見つかりません。
たとえば、部屋の整理が苦手な人が上手く掃除がしたいと思って書店に行ったとき、数千冊も並んでいる書籍の中から、その人はたったの数冊程度しか置いていない掃除関連の書籍を見つけ出すことができます。
また、情報販売をメインにしているセドラーは、商品のカテゴリーを絞らずにあらゆる商品の中から売れるものを探すことをセオリーのように言います。
ですが、私はこれには疑問を持っており、やはり、商品を探すときは自分の得意な分野からトライしていくべきだと思います。
自分が好きなことやこれまでずっと続けてきた分野に関する商品の情報を収集するのは苦にならないですし、ささいなヒントから自分が好きな分野に関連づけて、新たな商品を探しだす確率が高いからです。
是非、皆さんも自分が得意な分野からAmazon出品をはじめてみてください。